こんにちは、錦圭です。
今回は、SFCについて書いていきます。
そもそもSFCとは何ぞや、ということですが、SFCはSuper Flyers Cardの略で、保有していると、ANAの上級会員になることができます。
そもそも、何故SFCを獲得するためにSFC修行をするのでしょうか。
それは、SFCを取得することができれば、半永久的にANAの上級会員特典を受けれることになります。
SFC=Super Flyers Card の略ですが、SFCはカードであるため、年会費を払い続けることで、半永久的にSFCの資格を保持できます。
ではなぜ、SFCを獲得するためにSFC修行をするのでしょうか。
最大のメリットはスターアライアンスゴールドが付帯しているからではないでしょうか。
簡単にスターアライアンスゴールドを説明すると、スターアライアンス系の航空会社を利用する際、このステイタスを利用すること、ラウンジの利用、チェックインの際の優遇などの特典を受けることがで来ます。
詳しくは別のブログをご覧ください。
SFCは以下の種類があります。
今回はカードの種類について解説していきます
先にカードの詳細の表を載せます笑
SFC一般カード
SFC一般カードはVISA,Mastar,JCBの3券種があります。
カード | 年会費 | マイル移行手数料 | 1枚の維持 | 家族カードの年会費 | 2枚の合計 |
SFC JCB | 11,275 | 5,500 | 16,775 | 5,610 | 22,350 |
SFC VISA | 11,275 | 6,600 | 17,875 | 5,610 | 23,485 |
SFC Master | 11,275 | 6,600 | 17,875 | 5,610 | 23,485 |
SFC一般カードの場合はこのようになります。
一般カードのメリットは何といっても、年会費の安さです。
安い金額でSFCを維持したい方はおすすめのカードです。
しかし、SFC一般カードとSFCゴールドカードとでは、ラウンジのサービス、航空券購入時のボーナスマイル、旅行保険等に差が生じます。
また、ゴールドカードと一般カードの年会費の差がなく、ゴールドカードのほうが、年会費の割サービスが充実していることから、一般カードはあまりお勧めしません。
SFCゴールドカード
SFCゴールドカードはVISA,Master,JCB,ダイナース,アメックスの5券種があります。
カード | 年会費 | マイル移行手数料 | 1枚の維持 | 家族カードの年会費 | 2枚の合計 |
SFC JCB ゴールド | 16,500 | なし | 16,500 | 8,250 | 24,750 |
SFC VISA ゴールド | 16,500 | なし | 16,500 | 8,250 | 24,750 |
SFC Master ゴールド | 16,500 | なし | 16,500 | 8,250 | 24,750 |
SFC ダイナース | 30,800 | なし | 30,800 | 11,550 | 42,350 |
SFC アメックスゴールド | 34,100 | なし | 34,100 | 17,050 | 51,150 |
ここで、一般カードと年会費等の比較をしてみると、16,775円>16,500円(SFC一般JCB>SFCゴールドJCB)となり、実際はゴールドカードの方がお得なのです。
しかも、サービスもゴールドカードの方が充実してるし、、、
SFC一般カードとの差は、
- ラウンジ
- 航空券購入時のボーナスマイル(40%~)
- フライトボーナスマイル
- 海外旅行保険
- 航空機遅延保証 など、、、
一般カードと比較した際、年会費の割には、サービスが充実しており、おすすめです。
では、ゴールドカードの中で、おすすめのカードは何なのでしょうか。
いろいろな視点から比べていきましょう
カード | 還元率 | ANA利用の 還元率 | フライトボーナス | カード継続/特別ボーナス |
SFC JCB GC | 1%(1.075%) | 2% | 40% | 2,000マイル |
SFC Master GC | 1% | 2% | 40% | 2,000マイル |
SFC VISA GC | 1% | 2% | 40% | 2,000マイル |
SFC ダイナース | 1% | 2% | 40% | 2,000マイル |
SFC AMEX GC | 1% | 3% | 40% | 2,000マイル |
カードの還元率はSFC JCB GCが1.075%に上げることができます。
また、ANA便をよく利用する方は、ANA AMEX GCがほかのカードに比べて還元率が3%と高く設定されています。
その為、SFC修行をする際ANA AMEXを利用した方が、還元率という利点を活用できます。
カード | 海外旅行損害保険 | 国内旅行損害保険 | 航空機遅延保証 | スーツケース宅配 | 国内カードラウンジ | プライオリティパス |
SFC JCB GC | 5,000万(自動) 1億円 (利用) | 5,000 万円 (自動) | 海外/国内(自動) | なし | 1名無料 | なし (ラウンジキー 付帯) |
SFC VISA GC | 5,000万円 (利用) | 5,000 万円 (利用) | 国内 (利用) | なし | 1名無料 | なし |
SFC Master GC | 5,000万円 (利用) | 5,000 万円 (利用) | 国内 (利用) | なし | 1名無料 | なし |
SFCダイナース | 1億円 (自動) | 1億円 (自動) | なし | 帰国時 | 1名無料 | 海外ラウンジ 特典あり |
SFC AMEX GC | 1億円 (利用) | 5,000 万円 (利用) | 海外 (利用) | 往復 | 2名無料 | あり (年2回無料) |
海外保険の観点からみると、SFCダイナースが国内/海外損害保険が1億円(自動)が付いているため、おすすめです。
*ここでいう 自動 は、海外でそのカードで決済しなくても、自動で最高5000万or1億円の保険が付くという意味です。
また、SFC JCB GCは年会費がVISA,Masterと同じにも関わらず、保険の面で、国内/海外損害保険が自動付帯、そして航空機遅延保証も海外/国内で自動付帯されており、かつ、ラウンジキーも付帯しているため、コスパを考えるのであれば、SFC JCB GCはおすすめの一枚です。
また、ラウンジキーとはプライオリティパス対応のラウンジに入ることができ、一回の入室でUSD35、対応している飲食店ではUSD27で入ることができます。
SFC AMEX GCのプライオリティパスの年2回無料はPriority pass 対応ラウンジに年2回無料で入室ができます。しかし3回目以降はUSD35かかります。
ここで、年会費、サービスを含めておすすめのカードはSFC JCB GCです。
還元率1.075%は魅力的であり、保険も自動付帯、かつお金はかかりますが、ラウンジキーも付帯しているため、コスパもサービスもよいカードとなっています。
しかし、デメリットもあり使える店舗が少ないという点です。JCBは日本の会社のため、日本ではもちろん使うことができます。しかし、海外では限定されており、ハワイ、グアム、韓国、台湾など多くの日本人が観光する地域は対応していますが、それ以外の地域では使えないこともあるため注意が必要です。
SFC プレミアムカード
SFC プレミアムカードはJCB,VISA,ダイナース,AMEXの4券種あります。
カード | 年会費 | マイル 移行手数料 | 1枚の維持 | 家族カードの年会費 | 2枚の合計 |
SFC JCB PC | 77,000 | なし | 77,000 | 4,400 | 81,400 |
SFC VISA PC | 88,000 | なし | 88,000 | 4,400 | 92,400 |
SFC ダイナース PC | 170,500 | なし | 170,500 | 無料 | 170,500 |
SFC AMEX PC | 165,000 | なし | 165,000 | 無料 | 165,000 |
プレミアムカードにすると一気に年会費が上がりましたね笑
カード | カード 還元率 | ANA 利用の 還元率 | フライトボーナス | カード 継続 ボーナス | 特別 ボーナス |
SFC JCB PC | 1.3% | 3.3% | 50% | 10,000マイル | 2,000 マイル |
SFC VISA PC | 1.5% | 3.5% | 50% | 10,000マイル | 2,000 マイル |
SFC ダイナースPC | 1.5% | 4.5% | 50% | 10,000マイル | 2,000 マイル |
SFC AMEX PC | 1% | 4.5% | 50% | 10,000マイル | 2,000 マイル |
プレミアムカードは日常使いが主だと思いますので、還元率が重要になってきます。
ここではSFC VISA PC,SFCダイナースが1.5%であり、ほかのカードに比べ、高還元です。
ANA便をよく利用する方はSFC ダイナースPC、SFC AMEX PCを利用した方が、還元率4.5%と高還元です。
カード | 海外旅行 損害保険 | 国内旅行 損害保険 | 航空機 遅延保証 | スーツケース宅配 | 国内空港カード ラウンジ |
SFC JCB PC | 1億円 | 1億円 | 海外/国内 | なし | 1名無料 |
SFC VISA PC | 1億円 | 1億円 | 海外/国内 | なし | 2名無料 |
SFC ダイナース | 1億円 | 1億円 | 海外 | 往復 | 1名無料 |
SFC AMEX PC | 1億円 | 1億円 | 海外 | 往復 | 2名無料 |
プレミアムカードなのでほぼ保険の金額に関しては変わりません。
何を言えばいいのでしょう、、、ほぼ同じなため、何も言えない、、、
プレミアムカードにはほかにもサービスがあります。
カード | コンシェルジュ | プライオリティパス | レストラン 1名無料 | ホテル サービス |
SFC JCB PC | あり | あり(無料) | なし | なし |
SFC VISA PC | あり | あり(無料) | あり 約180店 | なし |
SFC ダイナースPC | あり | あり(無料) | あり 約300店 | 一休 ダイヤモンド |
SFC AMEX PC | あり | あり(無料) | あり 約200店 | フリース テイギフト |
すべてのカードにコンシェルジュサービスが付帯しています。
またプライオリティパスはプレステージ会員が付帯しています
プレステージ会員は通常USD469かかりますが、無料で付帯しており、国内外のプライオリティパス対応のラウンジ、飲食店で、無制限でかつ無料で利用できます。
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レストラン特典では、VISA,ダイナース,AMEXがあり、店舗数はダイナースが多いです。
このレストラン特典はIHGグループ内のホテルのレストランで利用できます。
ここで余談ですが、IHGグループ(インターコンチネンタルホテルズグループ)のホテルで利用できる特典を紹介します。
ANAのマイレージに登録されている方はこの特典を受けることができます。
ホテル 宿泊割引 | レストラン割引 | 無料朝食 | ウェルカムドリンク | |
ANAマイレージクラブ会員 | 5%割引 | なし | なし | なし |
ANAダイヤモンドサービス会員 | 10%割引 | 10%割引 | なし | なし |
ANAスーパーフライヤーズ会員 | 10%割引 | 10%割引 | あり(会員本人のみ) | あり(会員本人のみ) |
SFC会員の方が特典が充実しています。
https://www.ihg.com/hotels/jp/ja/reservation?msockid=36d4f5151723653b37d2e7f116a86443
↑IHGのサイト
SFC AMEX PCにはフリーステイギフトが付帯しています。このギフトは年1泊できる無料宿泊券がもらえます。
しかし、ホテルサービスはホテル系のクレジットカードの方が、多くのサービスが付帯しているため、そちらがおすすめです。
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これまでの解説を通して、おすすめのカードはSFC VISA PCです
年会費がほかのプレミアムカードに比べて、年会費が安く、ほかのプレミアムカードと比べても遜色ないサービス特典があるため、おすすめのカードです。
また、VISAなのでほぼ世界中でも使えるためおすすめです。
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逆にお勧めしないのはSFC ダイナースPCです。
年会費の割にサービスが見合っていないためです。例を挙げると、ポイント還元率の改悪、オンラインモールなどの改悪が挙げられます。
カードブランドを変える場合
SFCを作り、カードブランドを変える場合、会員資格を失わずカードブランドの変更が可能です。
しかし、SFCは1人1枚で所持が可能であるため、ブランドの変更をした際、変更前のブランドは失効します。
SFC JCB GCからSFC VISA GCにすることも可能です。
またブランドや一般カード→ゴールドカード、ゴールドカード→プレミアムカードをする際は、カード会社、等級が上がるため、カード会社の審査があります。
いかがでしょうか
今回はSFCについて、解説しました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
錦圭
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